お知らせ・混雑情報

 

来院受付午前は8:30から、午後は14:30から受付開始いたします

ネット順番予約:午前8:00から 午後診療順番予約:午後2:00から

インターネット予約が便利です

https://ssc8.doctorqube.com/itojibika/ あるいは下記バナー から順番予約をお取り下さい

 当院は混雑しているときは一時外出制度を採用しています。直接来院の方で混雑していつ場合、外出し指定時間に戻ってきていただくことができます。不明な点は受付でお尋ねください。

 

 男性の風疹抗体検査と定期接種を行っています。くわしくはこちらを参照ください

 

花粉症、ダニアレルギーに対する舌下免疫療法、新しい治療薬ゾレア

 

花粉症の新規治療薬ゾレア(オマリズマブ、重症スギ花粉症患者様が対象)

 この薬はアレルギー性鼻炎(スギ花粉症)が発症した時に体の中で増えるIgEというたんぱく質と結合して、はなづまりやくしゃみ、鼻水や目のかゆみを早期に改善させる画期的な薬です。1シーズン1-2回注射します。重症の花粉症のかたのみ健康保険が使えます。安全性も証明されています。保険診療ですが1回につき9000円から18000円かかりますが、費用対効果は十分にあると思います。

使用するには

1.来院し、医師が重症の花粉症と判定される まずは内服や点鼻薬を使用する

2.適応と判断したらアレルギー採血検査を行う

3.2回目以降の受診の時に治療効果と採血の結果でゾレアの適応か最終判断して注射する

詳しくは電話で問い合わせください。通院日数は毎年受診されている方は最短2日間です。適応にならない方もいらっしゃいます。御了承ください。

 院長も毎年重症の花粉症で悩まされていますが、2021年の春にはゾレアの注射を試み、効果を実感しています。目のかゆみにも効果があります。今年はどのぐらい花粉が飛んでいるかを体感するためまだ打っていませんが、そろそろ限界のため、接種しようかと思っています。くわしくは製薬会社のホームページへ(ここをクリック)

 

 

スギ花粉症に対する舌下免疫療法について:スギの花粉症を根本的に治す治療です。シダキュア錠を毎日舌の裏に含んだ後に内服し、根本的に減感作する治療法です。これまでの注射減感作療法と同じ効果が期待できます。数年の間、毎日内服する必要がありますが、薬代は比較的安価で健康保険も適用されます。従来の注射を行う減感作療法より安全といわれています。

 花粉症をはじめとするアレルギー疾患は個人の体質であって正確には病気ではありません。現在のアレルギーの治療は抗アレルギー薬で症状を軽くすることしかできません。

 舌下免疫療法は減感作療法の一つでアレルギー体質を根本的に治すことができる画期的な治療法です。

スギエキスを精製した薬を毎日1回舌の裏側に垂らして飲む方法です。くわしくはこちらをクリックしてください。(薬の製造をしている鳥居薬品公式サイトです)

 効果が出てくれば春の花粉症の季節を楽に過ごせる可能性があります。当院でも多くの患者様が効果を実感されています。ただし、よい面と留意していただかなければいけない面があります。良い面は春にアレルギー薬がいらなくなるくらい劇的に効果があることがあります。留意しなければいけない面は、ごくまれに薬が体に合わない方がいること、効果が少ない方がいらっしゃること、3-4年間続けて治療が必要なことがあります。現在はスギ花粉症とダニアレルギーのみが対象です。

 すべて健康保険診療です。薬代は3割負担の方で年間約15,000円です。そのほか検査料、毎回の診察料が必要です(同じく概算で年間1万円ぐらいです)年間総額は約3万円です。月に一度の来院、年間12回の通院が必要です。

詳しくはクリニックでスタッフに声を掛けてください。

 花粉が飛散しているときは治療開始ができません。毎年5月から12月ごろまでの間に開始します。

ご希望の方はできましたら花粉が飛んでいるときに受診し、舌下免疫療法の適応があるか判断すると確実です。

 

 当院ではダニに対する舌下免疫療法も行っています。スギ舌下免疫療法と同様にミティキュアという溶ける錠剤を毎日内服する治療法です。昨今はスギ舌下免疫療法と同時に行う方も増えてきました。あわせてご相談ください。

 いずれの治療も3-4年続けます。年に約12回来院していただきます。長期にわたるので、比較的待ち時間をあすよう工夫しています。詳しくはクリニック受付でご相談ください。